HUPA × feed | High-tension Useless People Association. cross feed

High-tension Useless People Association. cross feed

「Stamps」やってみた

Stamps



前回の記事でも書きましたが、ようやくプレイできましたので詳細や感想などを。
オークションゲームの最高峰として名高い「モダンアート」を元に、オリジナル要素を加えて日本版にローカライズしたこのStampsですが、かなりヒリヒリとしたオークションを楽しむことができる、見た目とはうらはらなガチゲーでした。



軽く内容を説明しておくと、プレイヤーはそれぞれ手持ちの切手を自分の手番にオークショニア(出品者)として競売にかけます。

他のプレイヤーは、今後の展開と手札を見据えつつ、価値のあがりそうな切手をもうけの出る価格で値つけをして買い取ります。

シーズン終了ごとに精算をし、4シーズン目終了時に一番資金を持っていたプレイヤーが勝利するという、文章で書くと至極単純なゲームとなります。



このゲームを盛り上げる要素は主に2つ。各切手ごとに指定された5種類のオークション方法と、シーズをまたいで存在し続ける前シーズンの切手の価値。この要素のおかげで、やってる事は単純なのにかなり熱い駆け引きが発生することになります。



まず5種類のオークション方法を、それぞれ感想付きでご紹介。



 1:自由オークション

   自分も含めて、全員で価格を釣り上げていく普通のオークション。

   一番何も考えずに入札できるスタイルです。



 2:1周オークション

   全員が1回づつ入札していく、オークショニアの次の番の人が

   一番買いにくいオークション。

   出品した本人が最後になるので、好みの切手を買いやすいです。



 3:にぎりオークション

   全員が欲しい金額の金額をにぎりこみ、同時に見せ合って

   一番高い金額を出していた人が落札するオークション。

   場の状況により、一番悩ましいオークションスタイル。



 4:きめうちオークション

   オークショニアが売値を決定して行われるオークション。

   出品者が値つけをどの程度にするかが運命の分かれ目。



 5:ダブルオークション

   2通りの使い方があるものの、どちらもゲーム進行を

   一気に覆す危険なオークション。

   同じ種類の切手を2枚出品することになるのですが、

   同種類の切手が場に5枚出た時点でそのシーズンが

   終了するため、このオークションが出た瞬間に場が

   荒れまくることになります。

   値つけも2枚分なのでさらに悩ましいことに。



この5つのオークションを繰り返すだけのゲームにも関わらず、ついでご紹介する「シーズンをまたいで存在する前シーズンの価値」が、後半になればなるほど価格決定を難しいものにしていきます。



上でちょっと書きましたが、このゲームは5種類の切手が存在します。

このなかの1種類の5枚目が場に出された瞬間にシーズンが終了します。

その時に、1番出ていた(5枚目が出された)切手の人気が高かったということで、3000円の価値が付き、ついで2番目が2000円、3番目が1000円の価値になります。4番目・5番目の切手は何枚持っていようが価値は0。紙くずとなってしまうわけです。

ただし、これは1シーズン目のお話。2シーズン目以降は、前シーズンの価値を引き継ぎます。

なので、1シーズン目で1番人気だった切手が2シーズン目も1番人気だった場合、3000円+3000円で合わせて1枚で6000円の価値となるのです。

但し、そのシーズンで4番目以降の人気だった場合は価値は0。欲張ると紙くずになってしまうおそれもあるのです。にもかかわらず、その次以降のシーズンでまた価値が出た場合は累積をするため、序盤の人気切手もおいそれとは見逃すわけにはいかないのがこのゲームのいやらしいところとなっています。(例:1シーズン目1位・2シーズン目5位・3シーズン目が3位だと4000円の価値になる)

したがって、自然と後半になればなるほど2・3位狙いで少ない枚数をうまいこと手元に置いておこうと躍起になったりするわけですね。



最初は1万円持ちでプレイ開始となりますが、うまく行けばゲーム終了時には資産は5万円くらいになります。いかに場の情勢を読みつつ欲しい切手を安く買い叩き、いらない切手を他プレイヤーに高額で売り抜くことがこのゲームのキモとなってくるわけですね。



文章や言葉で説明すると若干分かりにくいものの、やってみれば5分でルールを把握でき、しかも短時間で終わるため繰り返し遊びたくなってくる、大変中毒性の高いゲームでした。

オリジナルのモダンアートと違い、コンポーネントも小さめでおしゃれな感じですので、あちこちに持ち出してプレイしたくなる不思議な魅力をもったゲームです。

ぜひ機会があれば、お試し頂きたいタイトルのひとつですね。
ゲーム紹介 > ボードゲーム | - | -
Information
  • ゲームを多角的に検証する予定の無目的なゲーム団体「HUPA」のハム式ホームページです。
    大層な看板を掲げてますが、終始だらだらと遊んでいるだけです。

    こんな謎の集団ですが、お問い合わせやご参加ご希望の方は、Twitterにでもご一報いただければと思います。(@HUPAcco)
Calendar
New Entries
Recent Comments
Archives
Other
Categories
x feed

x Twitter

x Facebook

Facebook-page "HUPA"

x Google